行動できない理由は、本当に「能力不足」なのか?
「やればできるって、わかってるんです。…でも、やれないんです。」
これは、会社員で副業を始めたいと相談に来たYさん(30代・男性)が、セッションの冒頭で言った言葉です。
彼は情報収集も十分にしていて、マーケティングの知識も、人脈もある。
なのに、行動できない。
頭では「やった方がいい」「やれば変わる」とわかっているのに、なぜか動けない。
それはなぜか?
“目に見えない”ところで、ブレーキがかかっていたからです。
ブレーキの正体は「思い込み」──それも、自分で選んでないもの
彼の中にあったブレーキ、それは…
「自分は人前に出るようなタイプじゃない」
「どうせ途中で飽きるのがオチだ」
「成功なんて、才能ある人の話でしょ?」
これ、どれも“事実”ではありません。
ただの「思い込み」──言い換えれば“リミティング・ビリーフ(制限信念)”です。
そして驚くべきことに、多くの人はこのビリーフを、
自分が「信じたい」と思って持っているのではなく、
気づいたときには、いつのまにか内側に“植え付けられていた”
のです。
なぜ、あなたは「自分を信じられない人」になってしまったのか?
Yさんに話を聞いていくと、幼少期の経験が浮かび上がってきました。
・何かに挑戦しようとした時、「無理に決まってる」と親に止められた記憶
・失敗を責められ、「だからやめとけばよかったのに」と言われた経験
・頑張ったのに結果が出なかったことを、クラス全体の前で笑われた過去
そういった“小さな痛み”の積み重ねが、
「自分はどうせ失敗する」という結論を生み、
やがて“信念”となって心に居座ってしまった。
信念は「真実」じゃない。それは、過去の解釈にすぎない
「信念」とは、あなたが人生の中で“繰り返し感じた印象”によって、
無意識に作り上げた“フィルター”にすぎません。
-
同じ状況を見ても、「やってみよう」と思う人と「無理だ」と思う人がいる
-
同じ失敗をしても、「次がある」と思う人と「自分はダメなんだ」と思う人がいる
違いは「事実」ではなく「解釈」です。
そして、その解釈は今この瞬間からでも変えることができるんです。
Yさんが変わり始めたのは「自分の思い込みに気づいた瞬間」だった
私とのセッションの中で、Yさんは初めて気づきました。
「あれ? “自分には無理”って、誰が決めたんだ?」
「たしかに過去には失敗もあったけど、それが未来を決める理由にはならないよな」
「“成功できない根拠”を探すより、“成功してる未来”を信じてみよう」
こうして彼の中に、初めて“別の選択肢”が生まれたのです。
リミティング・ビリーフを壊す3ステップ
-
気づく:「それは本当に“自分の本音”か?」「いつ、どこで覚えた考えか?」
-
書き換える:「その思い込みに代わる“新しい信念”を選ぶ」
-
動いて証明する:「小さな行動で、“できた”体験を積み重ねる」
行動できないのは、勇気がないからではありません。
「行動しようとするたびに、内なる声が止めてくる」だけ。
だからこそ、その“声の正体”を知り、対話し、書き換える必要があります。
“できない”のではない。“できないと思い込んでいる”だけ
あなたの中にも、こんな声がありませんか?
-
「資格がないから無理」
-
「年齢的にもう遅い」
-
「家庭があるから冒険できない」
-
「私には特別なものがない」
でも、それって本当に**根拠のある“事実”**ですか?
それとも、ただの“過去の影響”や“誰かの言葉”ではありませんか?
自分の「信じていること」を書き換えると、人生が書き換わる
Yさんは、今では自分の経験を活かしたオンライン講座をスタートさせ、
初月で10万円の売上を立てました。
最初に行動したのは、「自信があるから」ではなく──
「どうせできない」という声に、ちゃんと気づいて、
「それでもやってみよう」と“選びなおした”からです。
あなたの中にも“眠っているチカラ”がある
あなたは、変われない人ではありません。
変わらないように“設計された思い込み”の中で、生きてきただけです。
でもそれは、もう終わらせてもいいんです。
▼「思い込みを壊す」無料セッションのご案内
自分を止めている“見えないブレーキ”を一緒に探し出し、
「できない自分」から「動ける自分」へと、人生を再設計します。
最後に
「私は○○だから、できない」
その“○○”の中に、あなたの未来を閉じ込める必要はありません。
本当は、もっと自由に、もっとあなたらしく生きていい。
そのスタート地点は、「思い込みに気づくこと」から始まります。