本当に“結婚すれば幸せ”なんですか?

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誰かに認められるために生きていた私が、“自分の人生”にYESを出せた日


30歳を過ぎると、急に周りの声がうるさくなった。

「次はあなたの番ね」
「結婚しないの?」
「いい人紹介しようか?」

——そう言ってくる親戚、友人、同僚。

正直、嫌だった。
でも、笑ってごまかしていた。
なんなら、自分でも思っていた。

「そろそろ私も結婚しないとヤバいのかな」


目の前の彼は、たぶん“普通にいい人”だった。

年収も平均より上。
真面目で、優しい。
特に不満はない。

でも…
「この人と、これから何十年も一緒に生きていける?」
と考えると、なぜか心が曇る。


ある女性の話をさせてください。

彼女は33歳、営業職。
まわりの友人は既婚者だらけ。
マッチングアプリで出会った彼と、半年付き合っていた。

親にも紹介し、結婚の話も出ていた。
でも——どうしても「YES」と言い切れない。
彼に問題があるわけじゃない。
でも、心が「これじゃない」と囁いていた。


「結婚って、みんな“安心”のためにするんですかね?」

セッションで彼女がそうつぶやいた時、
私は彼女が本当に求めているものが「安心」じゃないことを感じました。

彼女は「本当の自分を生きること」を求めていたのです。
でもそれを、“結婚”という形にすり替えていただけだった。


「彼に決めていいのかどうか…わかりません」

多くの人が、同じ迷いを抱えています。

  • 今の人と結婚していいのかわからない

  • かといって他にいい人がいる保証もない

  • 年齢的にも“決めなきゃ”と焦る

そのとき、考えてしまうのです。

「この人よりもっといい人を待っていたら、結局誰とも結婚できないんじゃ…?」

でも、それって【他人軸】ですよね。

“誰かと結婚するかどうか”より前に、
**「自分がどう生きたいか」**が抜けていたら、
どんな相手と一緒にいても、迷い続けることになります。


本当は、結婚するかどうかなんて問題じゃなかった。

問題だったのは——
「自分の気持ちがわからない」こと。

  • 何に幸せを感じるのか

  • どんな人生を望んでいるのか

  • どこまで人と一緒にいたいのか

それが明確じゃないまま、
“正解らしきもの”を選ぼうとしていたのです。


セッションを重ねた彼女は、こう言いました。

「私、結婚そのものがゴールだと思ってました」
「でも、自分の人生を大事にした上での“結婚”じゃないと意味がないですね」

彼女は彼に、
「少し時間をください」と伝えました。

怖かったけど、ちゃんと向き合いたかったから。
自分の未来に、自分で責任を持ちたかったから。


数ヶ月後、彼女は別の選択をしました。

結婚を選ばなかった。
でも、それは「逃げ」ではなく「前進」でした。

今の彼女は、自分が納得した生き方をしている。
その過程で新しい人との出会いもあり、
“パートナー”という言葉の意味も変わったと言います。


この話、もしかしてあなたのことかもしれません。

  • 今の相手でいいのかわからない

  • 結婚したい気持ちはあるけど、本当にそれでいいのか怖い

  • 「そろそろ」や「周りが」という理由で決めようとしている


☑ 結婚という“答え”を探す前に、自分という“問い”を明確にしませんか?

問題は「結婚するかどうか」ではなく、
「あなたが何を望んでいるかに気づいているかどうか」。

それがないまま決めた未来は、
きっとまた迷い、苦しみ、不安に戻ってしまう。


▶ あなたの“本当の望み”を言葉にするセッション

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最後に

「自分を信じて決める」
たったそれだけのことが、人生をまるごと変えます。

“誰と結婚するか”ではなく、
“どんな自分で生きていくか”。

それが見えたとき、
初めて「一緒に生きたい人」が自然と現れるものです。

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この記事を書いた人

メンタル系の問題解決のプロです。現実が立ち行かないのもほとんどメンタル的な問題です。エモーションフリーという人の悩みを解放するツールを開発し、20年以上、4万件以上、人のメンタルを見つめてきました。

何をどうすれば人の気持ちが変わるかはわかります。

コーチングトレーナーの経験、起業コンサルの経験を加味して、人の問題を解決していきます。

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