この関係に、未来はありますか?

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不倫関係に心がすり減っていた私が、やっと「自分に戻れた」日のこと


たとえば、こんな女性がいます。

彼を待つ時間は、孤独だった。
彼からの「今日も会えない、ごめん」に、何度も心を押し殺した。

「奥さんとはうまくいってないって言ってたし」
「子どもが大きくなったら離婚するって…」
信じたかった。信じていたかった。

でも、会えるのは平日の昼間だけ。
週末は“家庭の男”になる彼に、LINEを送れない夜。
「私って、いったい何なんだろう」と思いながら、
スマホの画面を見つめていた。


「わかってる。良くない関係だって。でも、離れられない」

誰かを傷つけている罪悪感。
それより、自分がどんどん壊れていく感覚のほうが、辛かった。

—泣きたいのに、泣けない。
—誰にも言えない。
—愛されたいのに、愛されていない気がする。

「でも、私が彼を癒せるなら、それでいいのかもしれない」
そうやって、自分に言い聞かせてきた。


そんな女性が、セッションで語ったこと

彼女は40代、バリバリ働く管理職。
職場では頼られ、部下からも信頼される存在だった。

でも恋愛となると、いつも“手に入らない人”を選んでしまう。
「愛されない私には、それくらいがちょうどいい気がしてた」と。
涙を浮かべながら話すその姿は、立場や肩書きなど関係なく、
“誰かを想い続けて、傷ついてきたひとりの女性”だった。


不倫をしている人が、悪いわけじゃない。

でも、不倫をすることで「自分を消してしまう」なら、それは違う。

あなたが“選ばれる日”を夢見て、自分の時間・気持ち・尊厳を削っているなら。
それは「愛」ではなく、「自己犠牲」に近いのかもしれない。


「本当は、気づいてた」

彼女はそう言いました。

「彼の言葉より、自分の感情のほうが嘘をついていなかった」
「幸せな未来を想像しても、どこかで“ないな”って思ってた」

でも、やめられなかった。
愛されたかった。
必要とされたかった。


その根っこには、“私なんて”という自己否定がある。

なぜ不倫にハマるのか?
多くの女性は「相手のことが好きだから」と言う。
でも実は、「自分には幸せな恋愛をする価値がない」と思っている場合が多い。

だから、叶わない相手を選ぶ。
だから、手に入らない状況に耐えてしまう。

これは「恋愛」ではなく、自分自身との関係の問題。
“自分の価値”をどう扱っているかという、もっと深い部分の話。


セッションの中で、彼女は静かに泣きました。

「私、ずっと“選ばれるのを待ってるだけ”の人生でした」
「でも、これからは“自分を選ぶ”って決めたい」

彼女は、別れを選びました。
すぐには決断できなかったけど、自分に戻る時間を作っていきました。

数ヶ月後、笑顔でこう言ってくれました。

「私、誰かの“空き時間”じゃなくて、自分の人生の主役でいたいって、やっと思えたんです」


これを読んでいるあなたへ——

もし今、

  • 会えないことに慣れてしまっている

  • 「いつか」と言われ続けている

  • 「私が支えなきゃ」と思っている

そんな日々が続いているのなら、
本当にそれで幸せですか?


☑ 「私にはもっと大切にされる価値がある」

そう思える人生を、一緒に取り戻しませんか?

ここから抜け出すことは、
“彼と別れる”ということではなく、
“あなた自身との関係を修復する”ということ。


▶︎ 問題の本質を知りたいあなたへ

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最後に

このテーマを扱うのは、勇気がいるかもしれません。
でも、だからこそ書きました。

苦しみは「あなたがダメだから」ではありません。
あなたが「愛を信じている」から、苦しいのです。
その優しさも、強さも、どうかこれからの“本物の愛”に使ってほしい。

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この記事を書いた人

メンタル系の問題解決のプロです。現実が立ち行かないのもほとんどメンタル的な問題です。エモーションフリーという人の悩みを解放するツールを開発し、20年以上、4万件以上、人のメンタルを見つめてきました。

何をどうすれば人の気持ちが変わるかはわかります。

コーチングトレーナーの経験、起業コンサルの経験を加味して、人の問題を解決していきます。

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