「疲れた」と口にしながら、今日も朝が始まる
目が覚めた瞬間、あなたはこんなことを思っていませんか?
「ああ、今日も同じ一日が始まるな」
「やるべきことはあるけど、別にやりたいわけじゃない」
「仕事も家事も人間関係も、一応うまくいってる。でも、何かが違う」
そんなふうに感じながらも、ちゃんと働いて、周囲には笑顔で、責任も果たしている。
けれど夜になると、心の奥で静かに叫びたくなる。
「……これって、私の人生だったっけ?」
「大きな問題はない」でも、心はSOSを出している
今回ご紹介するのは、会社員として10年以上働き続けてきたMさん(40代・女性)の話です。
経理の仕事を真面目にこなし、同僚との関係も良好、年収も安定している──
一見すると“問題のない日常”を生きているように見えました。
でも彼女は、ふとした瞬間にこう感じていたそうです。
「このまま、あと20年同じような毎日を送るのかな……」
「“本当の自分”って、どこにいるんだろう」
「そもそも、何がやりたかったんだっけ?」
でも、どう変えたらいいかわからない。
“今の生活を壊す勇気”も“明確な不満”もないから、余計に動けない。
この違和感は、あなたの“内なる声”が教えてくれているサイン
モヤモヤするのは、心が曇っているからではありません。
あなたの中に眠る“本当の価値観”が、今の生き方にフィットしていないというサインなんです。
人は、価値観に沿った人生を歩んでいるとき、疲れにくく、エネルギーに満ちています。
逆に、いくら「問題がない」ように見えても、価値観に反する毎日を続けていると、
知らず知らずのうちに、心は摩耗していきます。
「何を変えればいいかわからない」あなたに必要なこと
Mさんが最初に口にしたのはこうでした。
「やりがいのある仕事に転職すれば、解決するんでしょうか?」
「資格を取れば、自分に自信が持てますか?」
「もっと“いい人間関係”が築ければ、満たされる気がします」
でもそれは、対症療法に過ぎませんでした。
問題の“本質”は、もっと奥にあったのです。
Mさんが変わるきっかけになった“3つの問い”
セッションの中で、Mさんには3つの問いを投げかけました。
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今の生活を“あと10年続ける”としたら、どんな気持ちですか?
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子どもの頃、なりたかったものや好きだったことは何でしたか?
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「これだけは譲れない」と思えることを3つ、挙げてください。
この問いにじっくり向き合ううちに、彼女の表情が変わっていきました。
「私は、“誰かの力になれる実感”を感じられる瞬間に、一番生きてる感じがする」
と、涙ぐみながら語ってくれました。
「方向性」が定まったとき、人生は軽くなる
彼女はその後、すぐに仕事を辞めたりはしませんでした。
でも、自分の中にあった“本当に大切にしたい価値観”を軸に、
少しずつ仕事の関わり方を変え、人との距離感を調整し始めたんです。
不思議なことに、それだけで日々の疲れが減り、
「今、この瞬間を生きている」という感覚を取り戻せたと話してくれました。
モヤモヤの正体は、“方向性の欠如”だった
多くの人は、「何をしたらいいかわからない」と言います。
でも実は、「どこに向かっているかがわかっていない」だけなんです。
行動の前に、“方向”が必要なんです。
方向を定めるには、あなたの「価値観」を知ることが必要です。
今のままの人生に、あなたは“納得”できますか?
モヤモヤは、あなたの“魂”からのメッセージです。
「そっちじゃないよ」「本当の私を思い出して」という、静かな叫びです。
もし、あなたがこのブログを読んで
「まるで自分のことみたい…」と思ったなら、
それはきっと、あなたの人生が次のフェーズに進もうとしている証拠です。
あなたの“人生の地図”を描き直すために
やりがいがない、理由がわからない
毎日がどこか空虚に感じる
でも、何を変えたらいいのかわからない
そんなあなたのために、
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-
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「自分を知ることから、すべてが始まる」
いま感じている“モヤモヤ”こそ、人生の転機かもしれません。