「こんなに学んだのに、なぜ私はまだ止まっているのか?」


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セミナーにも行った。講座も受けた。情報は山ほどある。──なのに、動けない。

・ビジネス、スピリチュアル、マーケティング、SNS活用…
・動画講座や読書、セミナー参加…
・あれも必要、これも大事、全部つながってる気がする──

それでも、いざ何かを“形にしよう”とすると、手が止まる。

「何から始めればいいかわからない」
「失敗したくないから、正しい順番を探している」
「やるべきことが多すぎて、むしろ動けなくなった」

こんなふうに“情報の森”で迷子になっていませんか?


今回の主人公:Tさん(40代・女性・副業準備中)の話

Tさんは、ここ3年間で10以上の講座や塾に参加してきました。
どの講師も素晴らしく、学びも多かったと言います。

でも、セッションで最初にこう打ち明けてくれました。

「“学んでばかり”で、結局、何も出してないんです」
「アウトプットしようとすると、“本当にこれで合ってるの?”って不安になるんです」
「何を優先して、どこからやればいいのか…もう自分ではわからなくなってます」


情報の海で溺れているのは、「学びすぎたから」ではない

実はTさんのような人は、「学ぶ力」は非常に高いのです。
でも、その知識が“重荷”になってしまうと、こんな状態になります。

  • 自分の考えより、他人の成功パターンを優先するようになる

  • “全部完璧に準備してから”と思い、スタートが無限に遅れる

  • 頭の中に情報が渋滞し、判断ができなくなる

つまり、「学びすぎた」のではなく、「整理されていない」だけなのです。


Tさんの“情報迷子”を抜ける第一歩は、「選び直す」ことだった

私がTさんに最初にお願いしたのは、こんなことでした。

「今持っている学びやノウハウを、すべて書き出して一覧にしてください」
「その中で、“一番ワクワクするもの”に星をつけてください」

すると彼女は、自分でも驚いたようにこう言いました。

「あれ…私、ビジネスを学んできたけど、
本当は“人の心”を扱いたいって思ってたのかも…」

その瞬間から、彼女の軸が「知識」ではなく「願い」に戻ったのです。


“知っている”と“進んでいる”は、まったく別の状態

あなたは、もう十分すぎるほど学んできました。
でもそれが行動になっていないのは、情報が足りないからではなく──

「選べていない」から。
「捨てられていない」から。

“全部必要”に見えてしまうのは、“本当の目的”が明確になっていないからです。


情報迷子から抜け出すための3ステップ

1. 情報の“棚卸し”をする

→ 何を学んだか、どこまで理解しているか、どこで止まっているかを「見える化」する

2. “やりたいこと”と“得たい結果”を言語化する

→ 「私が実現したいのは〇〇。そのために今、最も必要なことは△△」と言える状態に

3. “完璧”ではなく“優先順位”を選ぶ勇気を持つ

→ まずは1つ。たった1つだけ“使う”と決めて行動する


Tさんの言葉が、今も印象に残っています。

「やっと“何をやるか”が決まって、思考が静かになりました。
頭の中が整理されると、自然と身体が動くんですね」

彼女は今、自分で設計したセッションメニューを公開し、
月に数件ずつ、新しいクライアントと出会いを重ねています。


▼情報迷子を抜け出す「行動設計セッション」のご案内

頭の中にある“すべて”を棚卸しし、
本当に大切な1歩を、整理された順番で設計します。


最後に

「学んできたことが無駄になった気がする」
「もうこれ以上、講座に行くべきじゃないのかもしれない」
「でも、今さらどう進めばいいのか…」

そんなふうに感じているなら、それは**“次のステージに進むサイン”**です。

情報を増やすステージから、選び、絞り、動かすフェーズへ。

あなたの中に、すでに答えはあります。
あとは、それを“選びなおす”だけ。

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この記事を書いた人

メンタル系の問題解決のプロです。現実が立ち行かないのもほとんどメンタル的な問題です。エモーションフリーという人の悩みを解放するツールを開発し、20年以上、4万件以上、人のメンタルを見つめてきました。

何をどうすれば人の気持ちが変わるかはわかります。

コーチングトレーナーの経験、起業コンサルの経験を加味して、人の問題を解決していきます。

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