才能もある、知識もある、アイデアもある。…でも、なぜ“成果”にならないのか?
・デザインも文章もできる
・人と話すのも得意
・マーケティングや心理学の知識も豊富
「すごいね」「器用だね」と言われるたびに、
どこかで誇らしさを感じつつも、心の中にはこんな声が響く。
「でも、それで“何をしてる人なの?”って聞かれると、答えられない」
「どれもそこそこ。でも、どれも極めきれていない」
「やってるのに“形”にならない」
「これだけできてるのに、なぜ私はまだ“止まっている”んだろう?」
今回の主人公:Tさん(30代・男性・フリーランス)の話
Tさんは、過去に複数の分野で仕事をしてきた“マルチプレイヤー”。
動画編集、ライティング、セールスコピー、企画設計、講師業…
でも、ある日彼はこう言いました。
「いろいろやってきた。でも“これが自分の核です”って言えるものがないんです」
「ポートフォリオはある。でも“世界観”がない。自分がバラバラに感じるんです」
「可能性が多すぎる人」は、実は最も迷いやすい
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どれも捨てられない
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でも、全部やると中途半端になる
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やってるうちに飽きてしまう
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どこかで「本当にこれでいいのか」と思ってしまう
そして気づけば、何も完成していない自分だけが残ってしまう。
才能の問題ではない。統合されていないだけ。
Tさんとのセッションでは、まず彼の「バラバラに見える要素」をすべて出していきました。
・動画編集のスキル
・心を動かすストーリーテリング
・人の魅力を引き出すインタビュー力
・学びを体系化する力
「点」として見るとまとまりがないように見えたこれらの要素も、
“どんな人の、どんな変化のために使うか”という軸を決めた瞬間──
すべてが「線」としてつながったのです。
成果が出る人は、すごい人ではなく「選んだ人」
やることが多い人ほど、“どれも大事”に見えてしまう。
でも、“全部やる”は、“どれも育たない”のと同じ。
才能を活かすには、「選択と集中」が必要。
集中するには、「軸」が必要。
軸を決めるには、「誰の、どんな未来をつくりたいか」を明確にする必要がある。
Tさんの変化:軸が定まったとき、表現が“発信”に変わった
彼はこう言いました。
「今まで“やれること”で自分を語ってたけど、
今は“届けたい相手の変化”を軸に語れるようになったんです」
その後、彼は「個人クリエイターの魅力を引き出すブランディング支援」としてサービスを一本化。
3ヶ月で初の連続成約を実現し、「ようやく形になった」と語ってくれました。
多動型・器用貧乏型を突破する3つのステップ
1. “バラバラの才能”を書き出して“動詞”で整理する
→ 例:「話せる」「教えられる」「デザインできる」など、“自分が起こせる行動”で可視化
2. “誰のために使うのか”を一点に絞る
→ 「このスキルは、この人のこの変化のために使う」と決めると、すべてがつながり始める
3. “今の延長線上”ではなく“理想の未来”から逆算する
→ 「私はどうなりたい?」ではなく、「誰に、どう影響したい?」という視点でゴールを再設計する
▼「あなたの全てを統合する」方向性明確化セッション
あなたの中にあるすべての要素は、“無駄”ではありません。
ただ、“使い方”と“組み合わせ方”を、まだ知らなかっただけ。
才能を“結果”に変えるための「選択」と「集中」を一緒に設計しましょう。
最後に
あなたがこれまで「まとまらない」と思っていたものは、
“選んでいなかった”だけかもしれません。
誰かの型に合わせる必要はありません。
でも、あなたの中にある“全ての点”を、
「誰かの人生を変える線」にしていくことはできるのです。
その第一歩は、“一つの軸”を決めることから。
いま、散らばった才能を統合し、
“あなたという存在”を世界に届けていきましょう。