目標はある。だけど、前に進まない。そんなあなたを、何人も見てきた。
「月商100万円を達成したいんです。」
これは、私の元に訪れたクライアント・Sさん(30代・女性・個人事業主)の最初の言葉です。
すでにサービスの形はある。商品設計もある程度できている。実績もポツポツ出ている。
でも──売上は伸びない。行動が続かない。時間ばかりが過ぎていく。
「何をすればいいか、わかっているはずなんです。でも、なぜか手が止まるんです」
これ、あなたにも覚えがありませんか?
“問題”は、いつも目に見える場所にはない
Sさんは、自分のことを「計画倒れな人間」と思い込んでいました。
「手帳は買うけど使いこなせない」「ToDoリストは埋まるけど、完了しない」──そう語っていました。
でも、セッションの中で深掘りしていくと、見えてきたのは別の構造でした。
彼女は「優先順位」がわからなかったのです。
もっと言えば、「自分にとって、本当に大切なもの」を感じる力が鈍っていた。
例えば──
・“発信しなきゃ”と焦ってSNSに時間を費やすけれど、見られるのが怖くて投稿できない
・“LPを書かなきゃ”とPCに向かうけれど、完璧主義が邪魔して手が止まる
・“月商100万”を目指すけれど、その理由が「憧れ」や「他人の成功例」だったりする
つまり、彼女は“自分で立てた目標”を“自分で信じ切れていなかった”のです。
行動できないのは、意思が弱いからではない
大事なことなので、もう一度言います。
行動できないのは、「意志が弱い」からではありません。
“目に見えない障害”が、あなたの内側に眠っているからです。
・過去の失敗体験
・否定された記憶
・誰かと比べてしまう癖
・成功=責任と感じてしまう無意識の恐れ
それらが、「動きたい自分」と「ブレーキをかける自分」を同時に存在させ、結果的に“足踏み状態”をつくり出している。
Sさんが変わったのは「目標達成の設計図」が見えたときだった
「行動を変えよう」とする前に、私たちはやったことがあります。
それは、
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なぜ月商100万円を目指すのか?(目的の再定義)
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その数字の先にある“本当に欲しい未来”は何か?(ビジョンの明確化)
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自分がつい逃げたくなるパターンは?(思考と感情の構造化)
この「構造整理」と「マインドセットの再構築」によって、彼女の中の霧が晴れていきました。
そして初めて、“やるべきこと”が見えたんです。
優先順位が明確になり、「今日はこれだけやる」と言い切れる日が増えていきました。
「目標を持っているのに動けない人」のほとんどが陥っている罠
あなたが、すでに目標を持っているなら素晴らしい。
けれども、それが「自分の心から湧き上がったもの」でなければ──
どこかで、その目標は“他人事”になります。
「やらなきゃ」という義務感。
「やったほうがいい」という期待。
でも「やりたい」とは感じられていない。
だから、動けない。
いま、あなたが本当に必要としているのは「実行力」ではなく「設計力」
行動は「感情」と「構造」でできています。
感情が整い、構造が設計されて、はじめて“実行力”というものが機能します。
Sさんも、最初は「私には行動力がない」と言っていました。
でも、本当は“行動の設計図”がなかっただけだった。
あなたも、同じかもしれません。
まとめ:あなたが変われない理由は、あなたが弱いからじゃない
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行動が止まるのは、あなたが怠けているからではない
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計画通りにいかないのは、あなたの根性が足りないからではない
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モチベーションが続かないのは、あなたが意識低いからではない
それらはすべて、心の深層と行動の設計を見直せば変えられます。
次の一歩を踏み出したいあなたへ
もしこの記事を読んで、
「これは自分のことかもしれない」と感じたのなら──
それは“タイミング”かもしれません。
あなたの「目標」は、間違っていません。
ただ、その進み方が、あなたの“設計”と“心”に合っていなかっただけです。
行動を変えるには、まず「自分を知る」ことから。
その先に、“本当の行動力”は育っていきます。
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あなたの“心の設計図”を書き換え、目標に向けて動ける自分を取り戻します。